巻き肩・猫背解消! 小胸筋リリース

2025年09月08日 09:15

こんにちは。
ほぐリッチです!

今回は「巻き肩や猫背の原因のひとつ」として注目されている 小胸筋 について解説していきます。



小胸筋とは?

小胸筋(しょうきょうきん)は、胸の奥にある比較的小さな筋肉です。
肩甲骨の烏口突起(うこうとっき)という部分に付着し、肋骨の3~5番に伸びています。

主な働きは
• 肩甲骨を前に引く
• 肋骨を持ち上げて呼吸を補助する

といったものです。



小胸筋が固くなるとどうなる?

デスクワークやスマホの使用で長時間前かがみの姿勢を続けると、小胸筋は常に縮んだ状態になります。
すると――
• 肩甲骨が前方に引っ張られる
• 肩が内側に巻き込む(巻き肩)
• 背中が丸まり猫背姿勢になる

という悪循環に陥ります。

さらに、小胸筋は腕への血管や神経に近い位置にあるため、硬くなると 腕のしびれやだるさ の原因になることもあります。



小胸筋が原因の巻き肩・猫背の特徴
• 胸がつぶれて呼吸が浅い
• 肩が前に出て首が前に突き出している
• 肩甲骨が背中から浮き出して見える
• 仰向けで寝ると肩が床につかない

このような特徴がある方は、小胸筋の影響を受けている可能性が高いです。



改善方法

① ストレッチ

壁やドア枠を使って胸を開くストレッチがおすすめです。
• 腕をL字に曲げて壁に当てる
• 胸を張るように体を反らせる
→ 小胸筋がじんわり伸びます

② 呼吸の改善

鼻から息を吸って肋骨を横に広げる「胸郭呼吸」を意識すると、小胸筋の過緊張が和らぎます。

③ 姿勢改善のトレーニング

肩甲骨を後ろに引き寄せる「肩甲骨寄せ」や、背筋を伸ばす「姿勢リセット運動」で、正しい位置を体に覚えさせましょう。



まとめ

小胸筋は小さい筋肉ですが、固くなると 巻き肩・猫背・呼吸の浅さ・腕のしびれ まで引き起こす重要なポイントです。
「最近姿勢が悪い」「肩こりがなかなか取れない」という方は、小胸筋をケアしてみてください。

ほぐリッチ整骨院では、
• 小胸筋リリース
• 姿勢分析
• 姿勢改善トレーニング

を取り入れて、根本改善を目指しています。

巻き肩や猫背でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください!

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